今回はアメリカ生活で欠かせないクレジットカードのご紹介です。
基本的に、私が出向していたアメリカのミシガン州ではどこでもクレジットカードが使えます。特にMasterとVISAはほぼ100%使えると言ってもいいのではお思います。(ただし、個人商店などは利用最小額を設定しているところが多いです。)
最近は日本でもPaypayは対応しているお店もだいぶ増えてきましたが、アメリカでは10年以上も前にすでに電子マネーというか現金派の人がかなり少なかったので、やはりアメリカは進んでいると感じることは多いです。
メリット・デメリット
まずはじめに自分のクレジットカードに対する私の考えです。基本的にはPointが付く + 決済が楽ということでクレジット派です。
メリット
- マイル等のポイントが付く。
- Apple Payなどの汎用性が高い。
- 現金を持ち歩かなくていいので、安心。
- お財布が軽くなるので、カバンがいらない。
- 世界どこでも支払いが可能。
- 多額の現金を持たなくてよく安全性が高い。
デメリット
- 見えないお金なので、管理が難しい。
- 使い過ぎやすい。
- 稀に使えないことがあるので、注意が必要
- スキャミングされることがあるので、Billのチェックをこまめにしなければならない
クレジットカードはお金を借りているのと同じなので、家計管理は必須能力になりますので、いくら使っているかが管理できない人は現金化デビットカードをおすすめします。私は、デトロイトという治安の悪い場所に行くこともあり、現金持っている方が怖い小心者なので、常にクレジットカードを使っておりました。
クレジットカードの作り方
実は、アメリカに来てすぐにクレジットカードは作成することができません。何故ならばクレジットカードを作ってお金を貸しても良い信用がないからです。
このシステムを”クレジットヒストリー”と言い、日本ではローンを組むときに与信判断を銀行でしていると思いますが、与信内容が点数化されており誰でも自分で確認することができ、見れるかされたシステムがアメリカにはあります。
アメリカ合衆国においては、支払い情報(履歴)である信用履歴(英語: credit history)及び、信用履歴によって計算されるクレジットスコア(英語: credit score)は、生活を大きく左右する指標となっている[1]。クレジットカードの取得の可否やローン審査における金利への影響、部屋の賃貸、さらには就職活動にも影響を与えるという[2]。クレジットレポート(英語: credit report)が無ければ、いくら現金を持っていても信用してもらえず、部屋は借りられない[2]。クレジットスコアが低ければ、ローンの金利は10%以上も高くなり[1]、就職には困難が伴う[2]。
wikipediaより引用
では、日本人がアメリカに行ったときはどうすれば良いのかというと、日系航空会社が発行しているカードを作るか、銀行系のカード発行して、クレジットヒストリーの点数を上げていくことになります。フローとしては下記なイメージです。
日本人の場合、JALまたはANAのUSAカードがヒストリーがなくても作成できるので年会費はかかりますが日本語でサポートもしてもらえるので、このどちらかのカードを作りスコアUpしていくことがおすすめです。
実際にクロネコ夫婦はJAL USAカードを最初の半年間使用してスコアUPを実現しました。
アメリカ生活はほぼキャッシュをつかわないで生活できます。そのため生活費の99%以上をクレジットカードで支払います。そのため、通常半年から1年あれば十分なスコアを獲得することができます。
私は家賃も車もクレジットカードで払っていたので毎月何千ドルレベルで使っていたので、赴任4ヶ月目でAMEXからInvitationのレターが届きました。
なぜ米系ローカルのカードを作るか?というと、クレジットカードって、入会特典がすごいんです!詳細はまたやります。
実体験ですが、私はAMEXをメインに使用していたのですが、日本よりアメリカの方がAMEXが使用できるところが少ないです・・・(名前がアメリカンエクスプレスなのに)
どうやらAMEXは手数料が高いので個人商店などでは契約していないことが多いのと、コスコはVISAだけになりますね。入会特典も大きいので、VISA以外がメインの方はVISAとの2枚持ちすることをおすすめします。
おすすめクレジットカード
それではクロネコ夫婦が実際にアメリカに住んでいた時に持っていたクレジットカードを紹介いたいします。
- JAL USA CARD
- Delta SkyMiles® Platinum American Express Card
- The Marriott Bonvoy Boundless® Card
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
では、ひとつづつ解説していきます。
JAL USA CARD
年会費 | $70 |
リワード | 1 マイル / $1 |
Credit Score | 不要 |
入会特典 | 5000 マイル |
その他特典 | 日本からでも作れる アマギフ$25(3ヶ月以内に$5000使用) |
JAL USA CARDはクレジットヒストリーなしで作成できるため、1stカードとして作る時のおすすめになります。
ただし、JALマイルは無期限保有出来ないことや、お住まいの地域によっては、JAL便がないエリアもありますので、最初の一年間限定カードとすることがおすすめです。
3年で貯めたマイルが失効してしまうので、日本への一時帰国のタイミングで国内旅行・北海道にマイル特典でクロネコ夫婦は旅行をしました。
Delta SkyMiles® Platinum American Express Card
年会費 | $250 |
リワード | 1 マイル / $1 |
Credit Score | 必要(700~) |
入会特典 | 90,000 マイル |
その他特典 | 同乗者の年1回チケット特典 |
クロネコ家が住んでいたのはデトロイト地域であるため、JALもANAもダイレクトフライトがありません。日本への直行便はデルタ航空になります。またデトロイト空港はデルタのハブ空港であるため、デルタを使ってどこにでもいけちゃいます。そのため、私はこのデルタプラチナカードを持っていました。
以前は、同乗者の国内線チケットが更新時についてきたり、$1000のスマホプロテクションがついていましたが、コロナで改悪して年会費もUPしてしまいました。
ただし、入会特典のマイルで年会費はほとんどペイできてしまうので、1年目に損はないと思います。2年目からは年会費のゴールドカードにグレードダウンも視野に入れて検討もありと思います。
The Marriott Bonvoy Boundless® Card
年会費 | $95 |
リワード | 17 ポイント / $1 |
Credit Score | 必要(700~) |
入会特典 | 150,000ポイント(3ヶ月以内に$3000使用) |
その他特典 | 更新時35,000Points |
こちらのマリオットカードは旅行時にホテル代を稼ぐために使用していました。
また、アメリカに住んでいるとなぜかコスコを多用します。ガソリン入れたり飲料水の購入など。
そのため、メインのデルタはAMEXで使用できないので、こちらのVISAを使用しておりました。
私は、自動車エンジニアでもあり、月に2〜3回は工場に出張する生活をしていましたので、フライトチケットはデルタ、ホテルはマリオットでブランドを決めて効率よくPointをゲット。アメリカ在住時には自分でチケットを購入することがないくらいポイ活してました!
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費 | 26,000円+Tax |
リワード | 1マイル/100円 海外利用時1.5マイル/100円 |
Credit Score | 年収400万円以上? |
入会特典 | 8,000マイル |
その他特典 | 更新時3,000マイル ゴールドメダリオンステータス |
最後に番外編ですが日本のデルタゴールドアメックスです。
こちら、神カードでスカイチーム唯一の保有しているだけでゴールドメダリオン会員になれます。*2018年に条件付きになりました。
また、なぜあえて日本のカードを使うかというと駐在時の給料システムにあります。
私の場合、日本とアメリカ両方で給料支払いがあります。また、アメリカの給料支払いが年度末のRateで一年間の支払い給料が決まるため、稀に円高に振れると円払いの方がお得になります。また、日本のカードを海外利用すると1.5マイル還元になるため、為替と相談してこちらのカードも併用しておりました。
そのほかAMEXは地味に、空港手荷物配送などのサービスがあり一時帰国の際の空港からスーツケースを押さないでも変えれてしまう素晴らしい特典もついております。
以上まとめてみましたがいかがでしょうか?
参考になっていたら嬉しいです。
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